おおみやこうきの社員日記

クリスマス・イヴの夜、子供達は興奮してなかなか寝つきませんでした。

寝たかと思うと、「眠れなーい」と言っては２度、３度起き出して来たりして・・・。


最近は「ブラックサンタ」なるサンタさんがいて、せっかく「良いサンタ」さんから貰ったプレゼントを、子供達が起きる前に回収して廻るのだそうです。

「早く寝ないと、ブラックサンタがやって来るよ！ 」

そう言って、やっと寝かしつけました。


夜中の０時頃、良いサンタがプレゼントを置いていきました。

１時頃娘が目を覚まして、枕元にプレゼントがあることを発見！

「ねぇ、プレゼントがあるよ！」と弟を起します。

二人でプレゼントの包みを開けようとするので、

「朝まで我慢しないと、ブラックサンタがやってきてみんな持っていっちゃうよ。」

と脅すと、しばらくモゾモゾしていましたが、そのうち寝てしまいました。



枕元には、サンタさんの労をねぎらうためにチョコレートやキャンディー、みかんを置き、

「私が欲しいプレゼント」を書いた手紙と、暗い中でも手紙が読めるようにライトまで準備されていました。

二人が欲しかったプレゼントはゲームやおもちゃだったのですが、

実際にもらったプレゼントは服やバレーボール （サンタさんはドッヂボールをさせたいらしい） などでした。


欲しかったプレゼントと貰ったプレゼントのギャップの大きさに、二人は

「サンタさん、私達が書いた手紙読んだかな？」
「枕元に近すぎたから、読んでいないかも・・・」
「じゃあ、来年は・・・」

と、今年の反省＆来年へ向けての作戦会議をしていました。




あまりにもプレゼントに不満だった娘は、八重瀬岳に向かって

「サンタさーん、私が学校に行っている間にプレゼントを私が好きなモノに交換していて下さーい！」

と叫んでいました。



もちろん、その願いが叶えられることはありませんでした。

しかし、母親と粘り強い交渉の結果、

「お年玉で一つだけ好きなおもちゃを買っていい権利」

を獲得した子供達の心は、すでにお正月モードに突入。

次は、いかにして多くのお年玉をゲットするか！

に全身全霊を傾ける我が子達でした。




ｂｙ みーちん